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このページでは3DCADシステムの導入や刷新を検討している方のために、コーレル株式会社が提供する「CorelCAD」について、ソフトウェアの特徴や機能といった内容を詳しく紹介しています。
コーレル株式会社が開発した「CorelCAD」は、リーズナブルな価格帯でありながら様々な業界の開発分野で利用できるようにと、2DCADや3DCADといった各種機能が一元化されているプロフェッショナルのためのCADソフトウェアです。2021年8月時点で最新版として「CorelCAD 2021(Windows/Mac)」が提供されており、DWGやSTL、PDFといった業界標準ファイルをWindows OSでもMacOSでも利用できる他、さらにユーザビリティを高めるためのカスタマイズ性にも優れています。
そのため、自社内で3DCAD導入を目指す企業にとってだけでなく、複数のプロジェクトチームが共同開発を行うような場合でも利便性を高めやすい3DCADシステムといえそうです。
2021年版「CorelCAD 2021」では、Windows OSの8.1または10、MacOSのBig Sur (11.0)とCatalina (10.15)、そしてMojave(10.14)に対応するなど、OSの対応範囲が幅広い点が重要です。それぞれのOSでシステム運用を行えるため、使用しているパソコンや作業環境による制限を受けにくく、異なる会社やチーム間でのデータ共有や作業協力しやすくなっている点は見逃せません。
CorelCAD 2021は、2D作図や3D設計、3D印刷まで全てを一元管理できるCADプログラムです。2DCADのノウハウで作図した平面図データをベースとして、2D図面を速やかに3Dモデルへ変換できるため、プロジェクトの進行に貢献してくれます。また、3DCGソフトなどを利用して作成した3Dモデルを出力できる上、STLファイルに対応した3Dプリンターがあればスムーズに製品を3D印刷できるため、成果物のイメージモデルを実際に手に取って確認することができます。
ソリッド、サーフェス、メッシュなど様々なスタイルで3D設計や編集を行うことが可能です。また、STLファイルをインポートして、既存の3D設計に変更を加えることもできます。
3Dconnexion入力デバイスにも対応可能なため、3Dマウスを同時に導入して、より効率的な作業環境を構築できることも特徴です。
それぞれのチームメンバーへ伝えたいメッセージや作業に関するコメント、注意すべき指示ポイントなどを音声メッセージとして記録し、図面と合わせて共有することが可能です。また、図面の一部をマークしたりマスキングしたりすることで、音声メッセージの対象範囲から除外するといったこともできます。
互換性・価格・操作感に優れた
3D CADソフトウェア3選を見る
インポート
PDF、SVG、EPS、DWF、STL、SAT、SHP、DWS、CorelCAD for WindowsはCorelDRAW (.CDR)およびCorel DESIGNER (.DES)にも対応
エクスポート
PDF、SVG、EPS、DWF、STL、SAT、SHP、DWS、CorelCAD for WindowsはCorelDRAW (.CDR)およびCorel DESIGNER (.DES)にも対応
通常版:75,900円(税込)
アップグレード版:36,720円(税込)
Windows OSの32ビット版・64ビット版、Mac版と、3種類の無料体験版が用意されています。また、30日間の返金保証が設けられており、導入後に不具合を感じた場合にも安心です。なお、CorelCADを直販サイトで購入した場合と、PCなどに添付されていた場合、ソースネクスト販売製品として購入した場合でそれぞれサポート内容が異なるため、詳細はメーカーへお問い合わせください。
CorelCADの口コミ・評判は見つかりませんでした。
導入事例は見つかりませんでした。
メーカー名 | コーレル株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区新橋4-21-3 新橋東急ビル2階 |
問合せ先 | 公式サイトに記載なし |
公式サイト | https://www.corel.com/jp/ |
中小製造業であれば、対応する拡張子が合計20以上、価格は40~120万円程度、そして3Dモデリングならではのパラメトリックモデリング(パラメーター入力による設計)機能を有しつつも、マウスやペンタブで直観的な操作が可能なソフトウェアが狙い目です。
ここで紹介する3つの3D CADは、すべてその条件を満たしているおすすめのソフトウェアです。それぞれ「互換性の幅広さ」「低価格」「直観的な操作感」の面で突出した強みを持っているので、重要視したいポイントに合わせて選んでみてください。
製品名 |
幅広い拡張子に対応できる
IRONCAD
互換性を重視したいなら |
必要十分の機能をカバーし
Alibre Design
低コストを重視したいなら |
誰でも直観的にデザインできる
ZW3D
操作感を重視したいなら |
---|---|---|---|
主な用途・得意分野 | <自動機設計・設備機械設計 | 機械装置・金型の設計 | 機械装置・医療機器・家電・プラスチック金型の設計 |
対応フォーマット | インポート:26 エクスポート:33 |
インポート:18 エクスポート:11 |
インポート:24 エクスポート:24 |
ライセンス価格 | IRONCAD スタンドアローンライセンス 1,135,970円(税込) |
Alibre Design エキスパートライセンス (メンテナンス込み) 535,000円(税込) |
ZW3D プロフェッショナルライセンス 946,000円(税込) |
操作感の特徴 | マウス操作のモデル作成が簡単で、パラメーターを使った精確な調整と組み合わせ、求める3Dモデリングを実現できます。 ワンクリックでレンダリング環境にデータ転送できる便利さも備えているのも強みの一つです。 |
いつでも変更可能なスケッチ寸法やジオメトリ拘束など、パラメトリックモデリングをサポートする機能が搭載されています。 曲面形状の部品に対しては、マウスを使ったサーフェスモデリングでスピーディーに設計可能です。 |
ミドルレンジ帯でありながら、ソリッドとサーフェスを掛け合わせたハイブリッドモデリングを直観操作で使えるのが最大の強み。 さらにCAE・CAMを組み込んだオールインワン型で、一連の作業をシームレスに実行可能です。 |
各社詳細 |