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このページでは、コストパフォーマンスを追求したビジネスユース3DCADパッケージ「Alibre Design」について、特徴や導入事例などを詳しく解説しています。
「Alibre Design」は一般的な3DCADシステムの設計機能を9割以上も搭載しながら、平均的な市販CADのおよそ2割程度の料金で提供するというコンセプトにもとづいて開発された、コストパフォーマンス重視の機械設計向け3DCADシステムです。
3DCADシステムの初心者でもすぐに操作できるように、およそ1日で操作方法を理解できるというプロジェクトコンセプトが掲げられており、必要に応じてCAM/CAEなどに拡張させることができる進化型3D設計ツールという点も特徴です。そのため、これまで3DCADを導入してこなかった企業や、改めて機械設計のエンジニアを育成したいと考えている企業などにおすすめできる3DCADシステムといえるでしょう。
Alibre Designはコスト面でのメリットを追求しつつも、3D設計用ツールとしての品質にもこだわって開発された3DCADシステムです。3Dモデルと2D図面をシームレスに結びつけられる他、シートメタル機能やアセンブリモデリング、レンダリングなど3D設計エンジニアに求められる機能を色々と搭載しています。
そのため、デジタルトランスフォーメーションのスタートツールとしても有用性を追求できます。
初心者でもスムーズに扱えるよう設計されつつも、Alibre Designはビジネスユースを想定された3DCADパッケージ製品です。
製品バージョンとして「プロフェッショナルバージョン」と「エキスパートバージョン」の2種類が展開されており、利用者のレベルや作業のニーズに合わせて選択することができます。
また、必要に応じてCAMやCAEにも拡張できるので、将来的な発展性を期待する企業にもおすすめです。
その他、個人ユースを前提とした低価格の機能制限版も用意されています。
不定期ではあるものの、新横浜と名古屋の両会場で製品の体験セミナーやデモンストレーションといった企画が開催されており、改めてAlibre Designのメリットや操作感を専門スタッフの指導の下で確認することができます。
また、30日間の無料体験版が用意されており、実際に製品を自社の環境で利用して有用性や操作性を確認できることもポイントです。
互換性・価格・操作感に優れた
3D CADソフトウェア3選を見る
インポート
STEP(.stp/.step)、ACISパート(.sat/.sab)、SolidWorks(.sldprt/.sldasm)、DXF, DWG(.dxf/.dwg)、STL(.stl)など。詳細は製品バージョンによって異なる。
エクスポート
ACISパート(.sat/.sab)、STL(.stl)、STEP(.stp/.step)、DXF, DWG(.dxf/.dwg)、PDF 3D(.pdf)など。詳細は製品バージョンによって異なる。
製品購入後にライセンスを取得してから、1年間はソフトウェアメンテナンスを利用してバージョンアップなどをオンラインで行えます。次年度からは製品のバージョンに合わせた有償サポートが利用可能です。
また、サポートメンテナンスとしては「ベーシックサポート(年額:11,000円(税込))」と「テクニカルサポート(年額:33,000円(税込))」の2種類が利用されています。
南アフリカの鉄鋼製造会社のCEOであったPaulvan Niekerk氏は、Alibre社の3DCADシステムを導入し、数年の研究期間を経てついにアフリカの国内メーカーとして初めて5軸プラズマ切断システムを自社で設計・開発することに成功しました。
メーカー名 | Alibre社(日本代理店:株式会社スリー・ディー・エス) |
本社所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-5住友不動産新横浜ビル8F |
問合せ先 | 公式ホームページのお問い合わせフォーム |
公式サイト | https://www.alibre.jp/ |
中小製造業であれば、対応する拡張子が合計20以上、価格は40~120万円程度、そして3Dモデリングならではのパラメトリックモデリング(パラメーター入力による設計)機能を有しつつも、マウスやペンタブで直観的な操作が可能なソフトウェアが狙い目です。
ここで紹介する3つの3D CADは、すべてその条件を満たしているおすすめのソフトウェアです。それぞれ「互換性の幅広さ」「低価格」「直観的な操作感」の面で突出した強みを持っているので、重要視したいポイントに合わせて選んでみてください。
製品名 |
幅広い拡張子に対応できる
IRONCAD
互換性を重視したいなら |
必要十分の機能をカバーし
Alibre Design
低コストを重視したいなら |
誰でも直観的にデザインできる
ZW3D
操作感を重視したいなら |
---|---|---|---|
主な用途・得意分野 | <自動機設計・設備機械設計 | 機械装置・金型の設計 | 機械装置・医療機器・家電・プラスチック金型の設計 |
対応フォーマット | インポート:26 エクスポート:33 |
インポート:18 エクスポート:11 |
インポート:24 エクスポート:24 |
ライセンス価格 | IRONCAD スタンドアローンライセンス 1,135,970円(税込) |
Alibre Design エキスパートライセンス (メンテナンス込み) 535,000円(税込) |
ZW3D プロフェッショナルライセンス 946,000円(税込) |
操作感の特徴 | マウス操作のモデル作成が簡単で、パラメーターを使った精確な調整と組み合わせ、求める3Dモデリングを実現できます。 ワンクリックでレンダリング環境にデータ転送できる便利さも備えているのも強みの一つです。 |
いつでも変更可能なスケッチ寸法やジオメトリ拘束など、パラメトリックモデリングをサポートする機能が搭載されています。 曲面形状の部品に対しては、マウスを使ったサーフェスモデリングでスピーディーに設計可能です。 |
ミドルレンジ帯でありながら、ソリッドとサーフェスを掛け合わせたハイブリッドモデリングを直観操作で使えるのが最大の強み。 さらにCAE・CAMを組み込んだオールインワン型で、一連の作業をシームレスに実行可能です。 |
各社詳細 |