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日本ポラデジタルが提供している3D CAD「Canvas X pro」について、製品の特徴やシステムの強み、導入する際のポイントなどを解説していますので、比較検討の参考にしてください。
日本ポラデジタルは、2000年にアメリカのポラロイド社(日本法人:日本ポラロイド株式会社)から独立して誕生した日本企業であり、3D CADシステムとして「Canvas X pro」を提供しています。また、Canvas X proは同社のグラフィックプログラムシリーズ「Canvas X」の上位グレードとして設計されており、自動車製造業界や航空宇宙分野、エネルギー分野など様々な業界に対応しています。
また、教育機関や政府機関にとっても有効活用されており、国公立の研究所や学校などでも導入されていることが特徴です。
Canvas X proではCATIAやSolidWorks、AutoCADなど様々な3D CADで作成された3Dモデルを、そのまま読み込んで作業を進めることができます。それぞれの3Dプログラムでモデリングされたデータを直接に配置できるため、複数のクライアントやチームと連携して作業を進めたい人や企業にとっても有効です。
なお、作成した3Dモデルは自由に可視化・非表示化できるため、細部の設計を考える際にも役立ちます。
3Dモデルを自在に回転させたり移動させたりして、空間上のモデリングパーツを多角的に確認しながらデータを作成することが可能です。また、3Dモデリングの一部分だけを分解して任意に移動させられるため、パーツ同士の干渉をチェックしたり、パーツによって隠れていた部分の修正を行ったりもスムーズになります。
3Dモデリングを構成している要素や手順を、アセンブリツリーとして作業の時系列に沿って表示することができます。加えて、アセンブリツリーから特定の部品やパーツを選択してモデル上でハイライト表示できるため、より精密なモデリングを実行したり、モデルのデータをチームで共有してディスカッションしたりしたい時にも効果的です。
Canvas X proは永続版としてライセンス購入できる他、年間ライセンス導入として購入できることも特徴です。年間ライセンス導入をする場合、購入時に最新のバージョンを利用できるため、例えば途中で契約を停止しておき、改めて利用を再開した時にも心配ありません。
インポート
Canvas Xが読み込めるファイル形式全て、3DXML(3dxml)、ACIS(sat/sab)、CATIA V4(model/session)、CATIA V5(CATProduct/CATPart/cgr)、CATIA Assembly(CATProduct)、CATIA Part(CATPart)、COLLADA(dae)、AutoCAD(dwg/dxf)、Autodesk 3DS(3ds)、Autodesk DWF(dwf/dwfx)、Autodesk Inventor(ipt/iam)、Filmbox(fbx)、GL Transmission Format(gltf/glb)、Industry Foundation Classes(ifc/ifczip)、IGES(igs/iges)、JT Siemens(jt)、NX Siemens(prt)、OBJ(obj)、Parasolid(X_T/xmt_txt/x_b)、Pro/E/Creo(asm/prt)、Pro/E/Creo Assembly(asm)、Pro/E/Creo Part(prt)、PRC(prc)、Revit(rvt/rfa)、Rhino(3dm)、SolidEdge(par/asm/psm)、SolidWorks(sldasm/sldprt)、SolidWorks Assembly(sldasm)、SolidWorks Part(sldprt)、STEP(stp/step/stpZ)、STL(stl)、U3D(u3d)、VDA-FS(vda)、VRML(wrl/wrml)
エクスポート
※出力可能な3Dモデルのファイル形式についてはお問い合わせ下さい。
初期導入費用+年間ライセンス料金方式:税込287,060円(2ライセンス)/税込706,778円(5ライセンス)
2年目以降年間ライセンス料金方式:2年目以降、税込72,490円/年
年間ライセンス導入及び使用料金ライセンス方式:税込76,890円/年(1ライセンス)、税込72,490円/年(2~19ライセンス)
※20台以上は別途見積となります。
ソフトウェア開発テクニカルサポートが提供されており、導入後の技術的な問合せについてサポート専用メールを通じて問い合わせることが可能です。その他、導入前の相談についてはOSやソフトウェアごとに問い合わせフォームが用意されており、公式サイトのユーザーサポートページから質問を送ることができます。
公式サイトに記載がありませんでした。
公式サイトに記載がありませんでした。
メーカー名 | 日本ポラデジタル株式会社 |
本社所在地 | 東京都文京区湯島2-16-10 MASSビル |
問合せ先 | 03-6801-2331 |
公式サイト | http://poladigital.co.jp/ |
中小製造業であれば、対応する拡張子が合計20以上、価格は40~120万円程度、そして3Dモデリングならではのパラメトリックモデリング(パラメーター入力による設計)機能を有しつつも、マウスやペンタブで直観的な操作が可能なソフトウェアが狙い目です。
ここで紹介する3つの3D CADは、すべてその条件を満たしているおすすめのソフトウェアです。それぞれ「互換性の幅広さ」「低価格」「直観的な操作感」の面で突出した強みを持っているので、重要視したいポイントに合わせて選んでみてください。
製品名 |
幅広い拡張子に対応できる
IRONCAD
互換性を重視したいなら |
必要十分の機能をカバーし
Alibre Design
低コストを重視したいなら |
誰でも直観的にデザインできる
ZW3D
操作感を重視したいなら |
---|---|---|---|
主な用途・得意分野 | <自動機設計・設備機械設計 | 機械装置・金型の設計 | 機械装置・医療機器・家電・プラスチック金型の設計 |
対応フォーマット | インポート:26 エクスポート:33 |
インポート:18 エクスポート:11 |
インポート:24 エクスポート:24 |
ライセンス価格 | IRONCAD スタンドアローンライセンス 1,135,970円(税込) |
Alibre Design エキスパートライセンス (メンテナンス込み) 535,000円(税込) |
ZW3D プロフェッショナルライセンス 946,000円(税込) |
操作感の特徴 | マウス操作のモデル作成が簡単で、パラメーターを使った精確な調整と組み合わせ、求める3Dモデリングを実現できます。 ワンクリックでレンダリング環境にデータ転送できる便利さも備えているのも強みの一つです。 |
いつでも変更可能なスケッチ寸法やジオメトリ拘束など、パラメトリックモデリングをサポートする機能が搭載されています。 曲面形状の部品に対しては、マウスを使ったサーフェスモデリングでスピーディーに設計可能です。 |
ミドルレンジ帯でありながら、ソリッドとサーフェスを掛け合わせたハイブリッドモデリングを直観操作で使えるのが最大の強み。 さらにCAE・CAMを組み込んだオールインワン型で、一連の作業をシームレスに実行可能です。 |
各社詳細 |