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このページでは3D CADのセミナーについて解説しています。
3D CADのメーカーや販売代理店が主催者となって、3D CADシステムの使い方やコツなどを学べるセミナーを開催していることがあります。
3D CADセミナーへ参加することで、メーカーの開発担当者や3D CADのエンジニアから直接、システムについて教えてもらえるため、効率的に学習することが可能です。
3D CADセミナーへの参加をおすすめできる受講生としては、以下のような人が挙げられます。
基本的にセミナーはテーマに沿って進められます。そのため、例えば初心者向けのセミナーであれば基礎から学び、ある程度の経験者を想定しているセミナーであれば応用法を学べるかも知れません。
また、講義の後で個別の質疑応答が設けられていることもあります。
メーカーが主催するセミナーであれば、一般的にメーカーの製品が3D CAD教材として使用されます。そのため、自分が利用を検討しているシステムを扱うセミナーを受講できれば効率的です。
実技講習があるかどうかも重要です。
ある程度の経験者を想定しているセミナーの場合、最初から専門用語が飛び交って内容を理解しにくい可能性もあります。
そのため、セミナーのテーマやカリキュラムを確認した上で、自分のニーズに合った内容を比較検討してください。
また、開催場所やオンラインでの参加が可能かどうかといった点も確認します。
セミナーで講師を担当する専門家の経歴や肩書きもチェックポイントです。自分が目指す業界で活躍している専門家であれば、より充実した講義を受けられるかも知れません。
しっかりとサポート体制が構築されていて、必要な時に疑問へ応えてくれるセミナーは魅力的でしょう。
セミナーで3D CADについて学べば、様々な活用法を見出すことができます。
せっかく高性能な3D CADシステムを導入しても、適切な使い方が分からなければ十分なメリットを受けられません。また、3D CADはメーカーごとに特徴も異なり、自分が使っているシステムを勉強したくても、どうやって学べば良いのか分からないこともあります。
そのため、情報へのアクセスのしやすさは3D CAD選びの判断材料の1つです。
セミナーは初心者にとっても経験者にとっても利用価値を期待できる学びの場です。悩む時間を減らして、効率よく生産性を上げていくためにも、利用できそうなセミナーへ積極的に参加することも有意義でしょう。
中小製造業であれば、対応する拡張子が合計20以上、価格は40~120万円程度、そして3Dモデリングならではのパラメトリックモデリング(パラメーター入力による設計)機能を有しつつも、マウスやペンタブで直観的な操作が可能なソフトウェアが狙い目です。
ここで紹介する3つの3D CADは、すべてその条件を満たしているおすすめのソフトウェアです。それぞれ「互換性の幅広さ」「低価格」「直観的な操作感」の面で突出した強みを持っているので、重要視したいポイントに合わせて選んでみてください。
製品名 |
幅広い拡張子に対応できる
IRONCAD
互換性を重視したいなら |
必要十分の機能をカバーし
Alibre Design
低コストを重視したいなら |
誰でも直観的にデザインできる
ZW3D
操作感を重視したいなら |
---|---|---|---|
主な用途・得意分野 | <自動機設計・設備機械設計 | 機械装置・金型の設計 | 機械装置・医療機器・家電・プラスチック金型の設計 |
対応フォーマット | インポート:26 エクスポート:33 |
インポート:18 エクスポート:11 |
インポート:24 エクスポート:24 |
ライセンス価格 | IRONCAD スタンドアローンライセンス 1,135,970円(税込) |
Alibre Design エキスパートライセンス (メンテナンス込み) 535,000円(税込) |
ZW3D プロフェッショナルライセンス 946,000円(税込) |
操作感の特徴 | マウス操作のモデル作成が簡単で、パラメーターを使った精確な調整と組み合わせ、求める3Dモデリングを実現できます。 ワンクリックでレンダリング環境にデータ転送できる便利さも備えているのも強みの一つです。 |
いつでも変更可能なスケッチ寸法やジオメトリ拘束など、パラメトリックモデリングをサポートする機能が搭載されています。 曲面形状の部品に対しては、マウスを使ったサーフェスモデリングでスピーディーに設計可能です。 |
ミドルレンジ帯でありながら、ソリッドとサーフェスを掛け合わせたハイブリッドモデリングを直観操作で使えるのが最大の強み。 さらにCAE・CAMを組み込んだオールインワン型で、一連の作業をシームレスに実行可能です。 |
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